噴霧型インフルエンザワクチン「フルミスト点鼻液」の接種を検討されている方へ

当クリニックでは、2024年10月15日(火)より、新たに鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチン「フルミスト点鼻液」の接種を開始いたします。

対象年齢2~18歳
価格8,000円
接種回数1回
予約方法電話
2025年1月7日(火)まで
ワクチンの特徴

注射ではなく鼻に噴霧するタイプのワクチンです。
インフルエンザウイルスは主に鼻腔粘膜に付着します。
フルミスト点鼻液は、鼻腔気道粘膜内のIgA抗体も作られるため、より高い発症予防効果を得ることができます。(注射のインフルエンザワクチンは血液中のIgG抗体しか作られません。)

メリット
  • 痛みを感じることがなく、注射を怖がるお子様の負担が減る
  • 1回で接種が完了する
    9歳未満で過去にインフルエンザワクチンを一度も接種したことがなく、インフルエンザにも罹患したことのない方は、2回接種をお勧めします。
  • 高い発症予防効果が得られる(直接鼻の粘膜に免疫をつけるため、従来の注射タイプのワクチンよりも高い効果が期待できます。)
  • 予防できる期間が1年間と、従来の注射タイプのワクチンより長い
デメリット
  • 生ワクチンのため、接種後1週間以内で30〜40%の方に鼻水や咳などの風邪のような症状や発熱がみられることがあります。
  • 接種後2週間以内にインフルエンザの検査をした場合、陽性反応が出る可能性があります。
  • 接種前後は、タミフル・イナビル・ゾフルーザ等のインフルエンザ治療薬の使用はお控えください。
  • 接種前48時間〜接種後2週間は、タミフルなどを服用するとフルミストの効果が減弱する可能性があります。
  • 鼻づまりがある場合、効果が十分に発揮されない可能性があります。そのため、鼻づまり症状のある方は、症状が軽減してから接種することをお勧めします。